Web標準化
Web標準とは?
Web標準(ウェブ標準/Web Standards)とは、「Webで標準的に利用される技術の総称」を指しています。
国際的に「標準的」なホームページ
それは、国際的な標準化団体が取りまとめています。
代表的な団体がW3C(ダブリュースリーシー/World Wide Web Consortium)が有名です。
旧来のAdobe Dreamweaver(ドリームウェーバー)などのWebオーサリングツールのみを使い、テーブル構造で構築するホームページは、Web標準に準拠しないホームページ制作となってしまいます。
具体的には、(X)HTML×CSS(エックス・エイチティーエムエル × スタイルシート)などで、ホームページの裏側となるソースコードを一定のガイドラインで記述することが重要です。
Web標準に準拠するメリット
Web標準に準拠するメリットは以下の通りです。
- 高いアクセシビリティ(全てのユーザーへの情報取得機会の均等性)の実現
- ユーザビリティ(操作性)の向上
- 情報のメンテナンス性の向上
- ホームページの読み込み速度の高速化
- SEO効果
何よりもメリットになることは正しいホームページになることです。
- 正しいホームページは検索エンジンの仕様変更に影響を受けにくい資産となります。
- 正しいホームページは企業の信頼性を向上します。
- 正しいホームページはどんな閲覧環境でも正しく動作します。
インターネット業界は日進月歩で進化しています。
日々、新しいサービスや、技術革新の連続です。
しかし、正しいホームページはそういった変化に影響を受けにくいことが、何もよりもメリットであり、訪れるユーザーに対しても安心感と信頼感を与えることが可能です。
安易なSEO対策や、速く安く制作するホームページは、効果の持続性にリスクがあります。
自社サイトを調べてみて下さい
自社サイトがWeb標準に準拠しているかどうか?
簡単にチェックしてくれるツールが提供されています。
以下のサイトにアクセスし、URLを入力してチェックボタンを押してみて下さい。
画面の上部に、得点が表示されるはずです。(100点満点からの減点方式)
問題があるソースコードは赤字で表示してくれます。
参考:Another HTML -lint geteway
http://openlab.ring.gr.jp/k16/htmllint/htmllint.html
デジパのオフィシャルサイトは90点と表示されます。
お客様のホームページの得点が低い場合、テーブル構造の古いホームページのままである可能性や、ソースコードに致命的な課題点があるかもしれません。
デジパの品質管理体制
社内ガイドラインの徹底
品質管理のベースとして、社内制作ガイドラインを整備し、このガイドラインに基づく制作を行うことで納品物の品質を一定以上に保つようにしています。
具体的には、全職種共通として、各種アクセシビリティガイドライン(WCAG(Web Content Accessibility Guidelines) / JIS X 8341)やユーザビリティ、SEO(検索エンジン最適化)に関する理解を徹底しています。
また、社内では誰もが技術情報交換ができるイントラネットを活用し、常に新しい情報を共有しています。
デジパ役員 加藤の社内品質管理体制に対するコメントもご参照下さい。
書籍の執筆実績
「できるクリエイター 逆引きHTML+CSSデザイン事典 Webクリエイターの現場で必要な基本と最新動向」
当社の加藤が執筆した書籍が、インプレスジャパンから発売されています。
【Web標準 XHTML+CSSデザイン クリエイターが身につけておくべき新・100の法則。】
当社の加藤、平澤、両見が執筆した書籍が、インプレスジャパンから発売されています。