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株式会社オウケイウェイヴ インタビュー

世界中の人と人を信頼と満足で繋いでいくことを理念に、1999年7月設立されたOKWave(オウケイウェイヴ)。会員数145万人以上、月間訪問者4,100万人以上、月間PV7.3億を数える巨大メディアサービスを展開。大手ポータルサイトや企業の顧客サポート部門等100社以上に導入実績を誇る、法人向けサービスを推進するポータル事業部にインタビューをさせて頂きました。

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株式会社オウケイウェイヴ
ポータル事業部 ポータル営業部 リーダー 廣川 桂嗣 様



株式会社オウケイウェイヴの歴史について教えて下さい。

「困った人を助けさせていただきたい!」この助け合いの精神を世界中に伝えていく、というオウケイウェイヴDNAは社員全員が大切にしている考え方です。 代表の兼元(かねもと)が幼少期から多くの体験をして生まれたアイデアがOKWaveのはじまりです。現在では兼元の書籍も多数発売していますが、元々はデザイナー出身で、ホームレスだった時代もあります。 設立の歴史は1999年7月に有限会社オーケーウェブを設立し、現在は10期目になりました。Q&AWebサイト「OKWebコミュニティ」(現OKWave)の正式運用開始は2000年1月からです。2006年6月にはセントレックス上場しました。その後は楽天マイクロソフトなどとの資本提携や、中国版、英語版のリリース、オフィスの移転など、凄いスピードで会社が成長しています。

株式会社オウケイウェイヴの強みはどこですか?

単にWeb2.0といわれるようなメディアだけでは上場できなかったと思います。また、単にASP製品というサービスでは数多くの企業が提供しています。OKWave_001.jpg オウケイウェイヴはユーザーの皆様から頂いた貴重なデータベースを持っていますし、これを直接法人様にもASP製品としてご紹介させて頂いています。 オウケイウェイヴはメディアという一面もありますが、お客様に直接ソリューションをご提案するセールス部分も大切にしています。 ビジネスモデルとしてはASPの積み上げ型モデルと、コミュニティメディアとしての爆発モデルの2つのバランスが特徴的かもしれません。 ただ、何よりも「人の心と心をつなぎ、世界をつなぐ貢献をしたい」という企業理念が強みです。

法人向けサービスのスタートはいつからですか?

最初は2000年7月に「FAQ作成管理ツール『OKWave Quick-A』(クイック-エー)」のご提供がスタートです。 当初はヘルプデスクを持たれている法人様向けのサービスとして、ASPサービスのご提供のみでした。クライアント様のヘルプデスクに発生する費用負担の軽減や、FAQの質向上によるエンドユーザー様に対してのサービス向上が製品の特徴です。Webブラウザで簡単にFAQポータルサイトを構築して頂くことが可能になっています。 その他、ナレッジコミュニティ構築のための『OKWave ASK-OK(アスク・オーケイ)。』Q&Aサイトの問題解決力を活用したCGMソリューション『OKWave QA Partner』(キューエーパートナー)」など、多数の製品を企画し、ご提供する流れとなりました。

「QA Partner(キューエーパートナー)」はどんな強みがありますか?

OKWave_003.jpgOEM型でデータベースをお客様にご提供するのが現在のQA Partnerです。当初は正式な製品ではありませんでした。エヌ・ティ・ティレゾナント様の『教えて!goo』や、トレンドマイクロ様などにはスタート前からご提供させて頂いていましたが、自然と他のお客様からもニーズが増加し、正式に商品化を決定した経緯があります。 元々、私もソリューション事業部の所属で、コールセンターのお客様などにQuick-A等のASP製品を販売させて頂いていました。 ただ、QA Partnerが売れるという実感と、実際に販売数が多かったこともあり、ポータル事業部という部署で専任として企画・販売させて頂く流れとなりました。

新しい部署の立ち上げは大変じゃなかったですか?

一人で営業資料の作成からスタートしたので、最初は模索することが多かったですね。ご契約書や、お客様にお伝えするための材料など、ゼロからだったので大変だったこともあります。 ただ、テクノロジー・エバンジェリズムのような部分は危惧していて、一般受けするコミュニティ機能として、幅広いお客様にQA Partnerの良さをお伝えしていきたいです。お客様からは「OKWaveのコンテンツがキラーコンテンツになりました」いわれると凄く嬉しいです。既にデータベースで持っているQ&Aをお客様向けにカスタマイズしてお渡しすることで、「一番人気のあるコンテンツになりました。」とご評価頂くと、OKWave_002.jpg本当にありがたい気持ちになります。現在では一緒に活動してくれるメンバーも増えたので、とても楽しいですね。「助け合いの場を広げていく」という統一したミッションがありますし、お客様とも「助け合いの場を一緒に作っていきましょう」というマインドを大切にしています。 現在ではフェーズ毎に新しいメンバーが増えることがとても良いことで、新しい風によって、色々な意見が飛び交っています。

今後のQA Partnerの展開はどうなりますか?

お客様それぞれでご希望されることが異なりますので、そこを更に幅広く変えていく展開を検討しています。導入して頂いた後の効果測定部分も大切にしています。お客さんによっては独自のKPIを持たれていますので、そういったシナリオに合わせて、どういったかたちでもお役に立てるソリューションをご提供していきたいですね。 私達は「助け合いサイト」のご提供をしています。お客様のウェブサイトを訪れるエンドユーザーの方々のお悩みや疑問を解決することがソリューションですので、「お客様のウェブサイトが愛されるサイトになるために、どのようなコンテンツが最適か?」を常に考えています。 助け合いのサイトは使い方を間違えてしまうと、まったく意味のないコンテンツになってしまう可能性もあります。業界問わず、エンドユーザー様のお悩みが大事だと思っています。そこを大切にして、今後はプロダクトのブラッシュアップをしていく予定です。 また、エンドユーザー様が購買に繋がるような導線設計部分も現在は更に向上していく予定です。具体的にはコンテンツマッチのような広告なども検討しています。

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株式会社オウケイウェイヴはどんな雰囲気ですか?

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会社全体の軸足としては世界規模のチャレンジをしています。
これは日本版をただローカライズしても意味がないと思っていますので、国や文化に合わせてOKWaveを展開していきます。
日本発のサービスとして、世界にチャレンジしていきたいという気持ちが社内にはあります。社内は凄く和気藹々としてますね。よくメンバー同士で飲みに行きます。
OKWave独自のDNAみたいなものが社内にはあります。「人の心と心をつなぎ、世界をつなぐ貢献をしたい」という社会に貢献させて頂くサービスだからこそ、やりがいがありますし、世界に伝えていきたいですね。

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