- 財団法人大蔵財務協会
- リニューアルでオンラインブックショップを立ち上げ!数ヵ月で1,000名以上の会員登録に成功!
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税・財政に関する知識の啓蒙、普及を主な目的として、各種書籍や定期刊行物の発行を行う財団法人。
税に関わる最新の情報伝達をウェブ上で発信。
オフィシャルサイトをMovable TypeにてオンラインブックショップをEC-CUBEにて構築。
約2ヶ月 50ページ以上(商品ページはEC-CUBEで生成) http://www.zaikyo.or.jp/
リニューアルのゴールイメージを一緒に共有し、具現化するパートナーシップ
税制、財務等に関する知識、情報の普及等を目的として、昭和11に設立された財団法人 大蔵財務協会は公益事業を展開する財団。
『リニューアル前のサイトは知っている人しか見に来ないようなサイトだった』
『どんなサイトにすればいいか、社内で意見が複数あり、ゴールイメージがなかなか掴めたかった』
と、大蔵財務協会 奥脇氏は課題点について教えてくれた。
ウェブサイトリニューアルを検討する際に、「サイトの目的」を制作側と明確にすることは重要なプロセスとなっている。
サイトがただの箱ではなく、しっかりと目的を達成し、ビジネスとして機能しなければ投資する意味がない。
リニューアルの構想段階からデジパのディレクターを加えて、技術的な知見も含めディスカッションからスタートしたことが、サイトを成功へと繋げる大きなポイントとなった。
数か月で会員数1,000名を突破!
ファインダビリティの概念からオンラインブックショップを新規立上げ!
リニューアル後、オンラインブックショップの会員数は数ヵ月で1,000名を超えた。
『予想を上回る順調なペースだ』とのこと。
税・財政に関する知識の啓蒙、普及等活動が目的である大蔵財務協会のメインサイト(http://www.zaikyo.or.jp/)。
しかし、協会の活動内容を発信するメインサイトで、書籍販売まで同一コンテンツとして発信すると、ユーザーの混乱を招く。
ユーザーが迷わないサイト設計は、サイト戦略を成功させる要となる部分。
「大蔵財務協会を知りたい」というユーザーと、「書籍を買いたい」というユーザーニーズに合わせるために、書籍販売は別サイトとしてオンラインブックショップ(http://www.zaikyo.or.jp/bookshop/)を新設した。
EC-CUBEをカスタマイズしたことで、法人顧客の無料会員登録が可能になり、さらに特定のユーザーに特定の条件を適応することが可能になった。
このカスタマイズされた会員登録機能を活かすことで、ウェブサイトがビジネスの仕組みとして機能したリニューアルとなった。
お客さまの声
- 速いレスポンスと、適切なプロジェクト進行管理
依頼する以前から、デジパのことは雑誌『web creator』での加藤さんの連載記事や『標準XHTML+CSSデザイン クリエイターが身につけておくべき新・100の法則。』などを読んだことがあり知っていました。
デジパなら、サイトの裏側の品質は間違いなく確保されるだろうという安心感がありました。
実際にプロジェクトが始まると、ディレクターの加藤さんは、こちらの要望になるべく応えようとしつつも、予算感などを考えながらコントロールしてくれて助かりましたね。
また、情報を発信する側の立場に偏りがちな意見を、ユーザー側の立場に立ったアドバイスで軌道修正していただいたこともありがたかったです。
デジパは全て自社内のクリエイターでプロジェクトを進めるとういことで、複数の会社ではなく、1社で全てを任せられる体制に信頼感がありました。
- 内部SEOで集客面も変わってきました。
以前は協会を知っている人の訪問が大半で、「大蔵財務協会」と検索してアクセスしてくる人ばかりでした。
しかし、リニューアル後、「国税庁 源泉徴収」など、一般の方からもアクセスしてくる傾向が出てきて、新しい接点が作れたと思っています。
現在は、CMSとして導入したMovable TypeやEC-CUBE、さらにアクセス解析の機能など、まだ十分にサイトを活用しきれていない面があります。せっかく使いやすいサイトを構築していただいたので、もっとビジネスツールとして有効利用できるように体制を整えていくことが、現在の課題でもあります。
今後はウェブサイトをもっと活用し、公益事業や出版物などで、税制や財政の知識の普及に寄付するとともに、職業会計人の方に役立つ情報を発信していきたいです。
プロジェクト担当者の声
元々1つのウェブサイトで兼用されていたコーポレートサイトとショッピングサイトの役割を、協会の活動や事業に関する情報を的確に伝えるためのコーポレートサイト、書籍の販売に特化したブックショップの2サイトに切り分けて構築することで、それぞれの目標達成に最適なサイト構築を目指しました。ブックショップはオープンソースのプログラムをベースに開発を行い、会員機能をはじめとしたユーザーの利便性を高める機能追加を大幅に行いました。
(制作ディレクター / 加藤善規)